御祭神
・大山祗命(おおやまつみのみこと)
・事代主命(ことしろぬしのみこと)
御由緒
永暦元年(1160年)、平治の乱に敗れ伊豆に流された源頼朝公は、三嶋明神(三嶋大社)を深く信仰し源氏の再興を祈願します。
そのご加護により、治承4年(1180年)、天下を治めた頼朝公は、鎌倉に拠るとすぐさま信仰する三嶋明神の御分霊を、鎌倉に近いこの葉山の聖地に歓請し、長く謝恩の誠をささげたと伝えられています。
「吾妻鏡」によれば、歴代将軍自らこの地を訪れ、流鏑馬、笠懸、相撲などの武事を行ったといいます。
災厄が生じると加持祈祷が行われ、*七瀬祓の霊所としても重要な地であったと記され、源氏はもとより鎌倉要人からも篤い信仰があり、特に三浦党の祈願所でもありました。
また、北条、足利諸氏の崇敬も篤く、天正19年(1591年)には徳川家康公より社領七石が寄進されました。
20170827
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